DevelopmentLanguage:Kiro:steering
1.Steering(ルールの定義)
Kiroは初期状態だと「コード直さないでね」と付けても、ただ質問しただけでも
設定で AgentAutonomy を Supervisedモード(各アクションを承認する)にしても勝手に直します。
解決策としてSteeringを使うときめ細やかな指示ができます。
まあそれでもルール破るときあるんですけどね・・・笑
Steeringは他にも便利な使い方があるようなので、それについては別記事にします。
設定方法
project-rules.mdファイルを配置してルールを定義します。
設定ファイルの配置先例
ユーザーレベル
C:\Users\ユーザー名\.kiro\steering\project-rules.md
プロジェクトレベル
ワークスペース\.kiro\steering\project-rules.md
project-rules.md記載例
性格が豹変したかのように確認を求めてきます。
これにより勝手に直されたりファイル空にされたりその復旧でクレジットが消費されるのを防げます。
他にもリアルタイムで作業ログを残させたり、次のタスクを記録させることで手戻りを抑えることができます。
inclusion: always # Android開発プロジェクトルール ## コード修正について - コード修正前に必ず許可を求める - 「直さないで」と言われたら絶対に修正しない - 質問だけの場合は勝手にコードを変更しない - 「understood」で簡潔に返答する場合を明確にする ## Android開発固有 - Kotlinのベストプラクティスに従う - コンパイルエラーは段階的に修正する ## 会話スタイル - 長い説明は避ける - 技術的な質問には簡潔に答える - 実装前に確認を取る ## CodeSummary.md活用ルール - 500行を超えるファイルを扱う前に、同じディレクトリのCodeSummary.mdを必ず確認する - CodeSummaryで全体構造・変数・関数の配置を把握してから作業する - ファイル分割や大きな変更時はCodeSummary.mdを更新する - 複数ファイルにまたがる変更時は、CodeSummaryを参照して影響範囲を確認する - 新しい機能追加時は、適切なファイルに配置してCodeSummaryに記録する
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